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『Processing アニメーションプログラミング入門』(技術評論社 7/15発売)を書きました
- 2011-07-10 (日)
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■なんどか版を変えつつご愛顧いただいているtakachin君との共著『Built with Processing』(BNN新社)につづいて、こんどは技術評論社からProcessingの本を出させていただくことになりました。今回も「プログラミングはしらない、むしろ苦手、でもプログラムでできる表現は興味あるし、むしろやりたい」といったかたに向けた入門書となっています。7月15日(あたり)発売です。
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- 240ページ 単行本(ソフトカバー) ISBN: 477414715X / 978-4774147154
- 著者: 田中孝太郎
- 出版社: 技術評論社
- 価格: ¥ 3,360
- Amazonの情報
- 技術評論社の情報(目次、ページサンプルがあります)
- Facebookページ
Processingの入門書というどうにも狭いジャンルで同じ著者がなんさつも本を出すのにはわりと抵抗感があったのですが、編集さんからのすすめもあり、BwPではできなかったことをふくめ、スタンスや打ち出しを変えた別のかたちの入門書にできないかなというのが個人的なチャレンジでした。具体的には、つぎのような方針を立てました。
- CD-ROMにサンプルプログラムを付属し、未完成のひな形プログラムを読者が修正・追加してサンプルを完成させながらプログラムを学んでいくレッスン形式の構成にする(これは編集さんのオファー)
- 本の最後の段階で、あるていどの規模からなる完結した(「作品」と呼べるくらいの)プログラム作品が完成する
- 各ステップでのサンプルプログラムは、最終的にできあがるプログラム作品の途中段階としてそれぞれで完結したプログラムにする
- プログラムの説明をするためだけの便宜的な章やサンプルプログラムを〔極力)用意せず、すべてのサンプルや解説を最終的なプログラム作品の部分として機能するものとして構成する
- オブジェクト指向を実践的に盛り込んだ内容にする
- 個性的なイラストレーターを起用して、本文図版やサンプルプログラムの素材をたくさん用意して楽しい紙面にする
みたいな感じです。
ゲームプログラム本などではサンプルのゲーム作品をひな形サンプルから完成させていくような内容の入門書がよくありますけども、だいたいは序盤でプログラムの座学をへて、(それとは分離された)実践編にうつる感じの構成のものが多いみたいでした(ちがうのもあったらすいません。教えてください)。そうじゃなくて、「ゼロからプログラムを学びつつサンプルを打ち込んでいると、いつのまにか作品が完成する」みたいな本ができないかなーというのが考えていたところでした。いやそれはさすがにムリなんですけども、ひとつのパターンとしてゼロからはじめてあるていどの規模のプログラム作品を完成させるプロセスが疑似体験できるような内容にはできたかなと思っています。
で、どんな感じのサンプルを作る本かというと、こんな感じです。
- 完成プログラム作品(java applet) – java appletに書き出しているため、OSや環境によっては重かったりするかもしれません
ご覧いただいて明らかなとおりで、今回はサンプルプログラムのキャラクターデザインや本文図版制作などを土壁綾さんに全面的にご協力いただきました。 土壁さんの不思議ビビッドイラストがサンプルや本文に満載なのでこれだけでも新鮮で楽しい本になっております。内容的にもBwPではあまり盛り込めなかった図解を多くしてとっつきやすくしたつもりです。
冒頭の方針を満たすステップの構成とサンプルの内容のすり合わせがかなり大変で、サンプルを修正するとその後のすべてのサンプルに影響するあたりが地獄だったりして(震災の影響も多少あり)、当初去年の夏に出すはずが一年遅れてしまいましたがようやく刊行にたどりつきました。書店でぜひ手にとってみてください!
あと今回実験的にFacebookページを設置してみたので情報共有や質問などにお使いくださいませ(本内の誤記や不具合がもしあったらこちらにお知らせください)。
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「Built with Processing [1.x対応版]」は6月上旬発売です
- 2010-05-29 (土)
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■長らく品切れ状態でご迷惑をおかけしておりました「Built with Processing」ですが、Processing自体の正式リリースもされたということで、内容を再構成・加筆訂正のうえ、新しい章を追加した「Ver 1.x対応版」として再刊行させていただくことになりました。かんぜんに新学期を乗り越した6月上旬にまんをじしてリリースです!
細かいスペックや目次などはAmazonを見ていただければと思いますので、今版の見どころを挙げておきますと、
- 増ページ(240 → 288)!
- 装丁、本文のデザインが全部変わった!
- でも安くなった(3,570 → 2,940)!!
- Ver1.x対応
- Ver1.1公開に合わせて、変更になった部分など解説を修正しました。PShape, PVector, XMLなどVer1以降で追加された標準クラスはサンプルを用意して解説しています
- Processing.jsも触れてるよ
- ハイレベルな開発情報も扱っています
- Eclipseでの開発、ソースコードのビルド、バグ報告など、パワーユーザー向けの情報も詳しく解説しています
といったあたりでしょうか。とりあえず教科書が品切れで困っていた学生さんはもちろん(値下げ断行はBNNさんの血のでるような努力の甲斐あってのものです…)、すでに旧版をお持ちの方も手に取っていただけるとうれしいです!
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『Built with Processing [改訂版]』は2008年3月31日発売予定です
- 2008-03-26 (水)
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■最後まで仕様が決まらなくて告知が遅くなりましたが、長らく品切れ中だった「Built with Processing デザイン/アートのためのプログラミング入門」を加筆修正した第2版「Built with Processing [改訂版] デザイン/アートのためのプログラミング入門 が今月末あたりに発売となります。装丁も初版を踏襲しつつがらっとイメージを変えたカバーになりました(まあこのカバーが決まるに至るのに紆余曲折あったのですが、それはまたそのうちに)。
- Built with Processing[改訂版] デザイン/アートのためのプログラミング入門
しかし丸1年で改訂版ってどうなのよという話があるように思うのですが、諸処の事情で増刷が難しいため(というかぶっちゃけ初版の仕様が凝りすぎてて印刷代がかさむのですな。はからずも初版限定特殊装丁になってしまいました)、どうせなら新バージョンのフォローや訂正や新章も盛り込んだ新仕様の本にしましょうというお話になったのでした。本文部分は実際のところそれほど変更されてはいませんが、「Extra Chapter」としてProcessing関連の最新の話題や国内での状況、そしてツインドラム+映像のパフォーマンスユニットd.v.dのインタビューが追加されております。
- Extra chapter
- section01 Processing.jp短信
- section02 日本の教育現場とProcessing
- section03 d.v.dインタビュー
d.v.dさんは二人のドラマーの演奏に同期した映像システムで、二人のドラマーがドラムをコントローラにしてゲームをプレイする(!)といったライブパフォーマンスで話題のユニットですね。ご存知ない方はこちらの動画を。
この映像システムにProcessingが使われていまして(d.v.dのDVD「01 > 01 (01 Less Than 01)」の映像やライブスクリーンなどでも、ときどきProcessingのエディタ画面が表示されたりすることがあります)、インタビューではそのライブセットの仕組みやProcessingの使いかたなどを突っ込んでいろいろお聞きしました。
書店で見かけたらぜひ手に取ってみてくださいませ。
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「Built with Processing」誤記訂正のお知らせ
- 2007-09-17 (月)
- info | processing
■「Built with Processing」のp115〜177にかけての三角関数命令の解説において、sin/cosとX/Y座標を誤ったまま解説していました。ご迷惑をおかけしたことをお詫びし、訂正いたします。上記出版社サイトの正誤表をご利用ください。
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「Built with Processing @ SuperDeluxe」開催しました
- 2007-05-16 (水)
- event | processing

■5/11(金)にProcessingユーザのためのイベント「Built with Processing @ SuperDeluxe」を開催しました。はたしてどのくらい人が集まるものかと思っていましたがフタをあけてみればものすごい人数のみなさまにご来場いただき、ひとまず多くのかたがたにProcessingの作品や活動を紹介するという目的は達成できたのではないかと。しかしそれにしても、400人も集まるというのはいったいどういう事態なんでしょうかね! スーパーデラックスのスタッフさんによれば、今年いちばんくらいの動員になったそうです。長い時間すし詰め&お立ち見になってしまったみなさまにはご迷惑おかけしました。
内容についてはすでにいくつもレポートが上がって居ますけど、まとめるとこんな感じでしょうか。
- 会場の写真はこの辺にアップしときます
workセッション
プログラムの前半では、発表者のみなさまにProcessingを使ってプロトタイプから大きな作品やクライアントワークへと発展させるプロセスを紹介する発表をお願いしました。じつは「最終的にprocessing使ってない」という内容も多かったんですけど、最終的な成果物が別言語で組まれるにしてもスケッチやプロトタイプの段階でのみでもprocessingがうまく使えるケースもあるよ、ということが紹介できるといいなと思いました。
- 深津さん
- 過去のProcessingによるスケッチ作品について、アイデアやブラッシュアップの過程を紹介されていました。途中段階のスケッチから試行錯誤の過程がかいま見えたのは面白かったですな。
- http://fladdict.net/
- http://www.fladdict.net/vasanimatum/index.php?w=19
- Metaphorチーム(永嶋 & 増田)さん
- ちょうど会社を起こされたばかりのMetaphorのお二人には、いままでの作品やインスタレーションプロジェクトのプロトタイプなどでProcessingによる作品を見せてもらいました。増田さんのhaohaoはProcessing.orgのExibhitionでも紹介されたものですね。群体シミュレーションで絵を描くという発想が素敵。
- http://www.metaphor.co.jp/
- http://www.iamas.ac.jp/~madman03/haohao/
- http://www.tnstudio.net/blog/
- (永嶋さんの発表で紹介していたスケッチも公開してもらえるとのことでしたが、まだないかな?)
- 前川さん(
- 本の「Built with Processing」でも書かれていた卒制作品の制作プロセスについてと、IMGSRCでのプロジェクト「BIGSHADOW」でのプロトタイプなどについて。
- http://generative.info/
- http://generative.info/works/2005/ptmail/
- Tom Stobbsさん
- 所属する会社MovingBrandsについてと、MovingBrandsがProcessingを使っているプロジェクトについてのビデオプレゼンがありました。toxiが関わっているMuonインスタレーションは実物見てみたいですな。
- http://japan.movingbrands.com/
- http://japan.movingbrands.com/pages/home/responsive(7).htm
- Jody Oliver Hudson-Powellさん
- お兄さんのLukeさんのビデオを(ときどきオモシロ顔で一時停止しつつ)はさみながら、いくつものプロジェクトについて触れてもらいました。かなり気さくなプレゼンだったので、翻訳の志保さんは困ってたみたいですが…
- http://hudson-powell.com/
- http://www.responsivetype.com/index.php
- http://www.v3ga.net/visionfactory/
なおTomさんJodyさんの発表での同時通訳にはLess rainのトレメル志保さんにお願いしました。ものすごく急にお願いしたにもかかわらず快諾していただけて助かりました。 - http://www.lessrain.co.jp/
スペシャルライブ
翌日のアップルストア銀座でのイベントを控えて、IAMAS DSPコースのメンバーが上京されるのをききつけ、急遽ぜひともライブを! とお願いしました。
- 堀さん
- マイクで入力した声を変容させていくライブ…でしたが当日は機材のトラブルで中断。残念でした。
- http://dsp.iamas.ac.jp/?p=193
- 赤松さん
- もちろんMax/Mspによるライブパフォーマンス。ライブセットもクラブなみに充実しているSuperDeluxeなのでぜひともライブは実現したかったんですけども、いい感じでぎゅんぎゅん言わせてました。
- http://dsp.iamas.ac.jp/?p=19
- http://max.iamas.ac.jp/2061/
Processingでライブといえばd.v.dさんのパフォーマンスが非常に興味深いですよ。今回のイベントではスケジュールなど折り合わずお願いできなかったのですけども、次回があるなら是非ライブをお願いしたいと思っています。
studyセッション
後半は前半よりもより実験的な作品活動や、教育の場でのprocessingにスポットを当てるセッションとして編成しました。イベントの時間がかなりおしていたので、バタバタしてしまったのですが。
- 小林さん
- IAMASのプロジェクトとして開発されてるオープンハードウェア「Gainer(ゲイナー)」の紹介をしていただきました。短い発表時間のなかでライブブレッドボーディングやライブプログラミングも。
- http://www.yapan.org/
- http://gainer.cc/
- http://gainer.cc/Exhibition/GainerKaidan
- 林さん
- 記号による簡易音楽言語tex/tspの紹介と、応用編で画像やtwitterタイムラインを「演奏」するスケッチ。面白かったです。いいなあ好きだなあ。
- http://hysysk.blogspot.com/
- http://hysysk.blogspot.com/2007/02/textspprcessingess.html
- http://www.iamas.ac.jp/~poki06/tex_tsp/
- G__orzさん
- DSマジコンとOSC通信によりProcessingをDSliteでKAOSSPAD的に操作する(!!!)VJシステムの紹介。トリにふさわしいディープさでよかったです。
- http://d.hatena.ne.jp/G___orz/
- http://www.vimeo.com/clip:169450#
持ち込みプレゼン
23時を過ぎてからになってしまった持ち込みプレゼンですが、結構な人が残って参加してくださったのがうれしかったです。
- 桜井さん
- 時間軸を持ったペイントツール(といっていいかな?)の紹介。ウインドウシステムやファイルsave/loadまでProcessingで作り込んでてすごかった
- 福地さん
- ふくちさんは会場で持ち込み用のネタを仕込んでました。さすがだ。内容はOSCによるProcessingとのアプリケーション通信についてでした。
- http://megaui.net/fukuchi/
スタッフ&入場者のみなさまに感謝!
■大盛況のうちに終わり(週末だったからか長丁場を最後まで聞いてくださった方も多かったです)、イベント主催者としては嬉しい限りです。発表者&入場者のみなさま、スーパーデラックスのスタッフのみなさま(特にさまざまな面で主催者以上に尽力してくださった筒井さん)、もろもろ協力いただいたJ美関係のみなさま、BNN村田さま、そのほかのみなさま、それから前川くん、ありがとうございましたー!!! 機会があればまたやりたいです。
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