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「Built with Processing」は3月28日ごろ発売です

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先日お知らせした「Built with Processing」の見本刷りが届きましたので続報です。書店に入荷するのは今月の27〜28日ごろになります。amazonではまだ扱われていませんが、発売されてからになるだろうとのことです。

以下ちょっとだけプレビュー。本屋で見かけたら手にとってみていただけるとうれしいです。

Built with Processing」内容プレビュー

表紙

■デザインを手がけていただいている森大志郎さんのこだわりで薄く透けるコート紙に箔押し(!)という、あまりプログラミングの本にみられない豪華な装丁になっています。

本のサイズとしては、「Flash OOP」あたりをイメージしていただけるとよいかと(中身のボリュームなどはあまり似てません)。

Chapter 1 Introduction to Processing

■Processingの概要、プログラミングについてのイントロダクション的な内容です。前川さんと田中が担当しました。

Chapter 2 Basic Programming

■田中が担当しました。Processingのインストールから、図形描画命令、色の扱い、変数、ループ、座標変換、条件分岐、画像や文字の扱いなどの初歩的なProcessingプログラミングを扱う章です。

きょうび「画面に線を描いてみよう」みたいなとこから始まるプログラミング入門書も少ないんではないでしょうか。Processingでは関数をまったく使わずにプログラムを書くと「Basic Mode」と呼ばれるスタイルで解釈され、まさしくBASIC的に使うことができるので、ひとまずこのモードで静止画を描くことを目的にプログラミングの初歩を解説しています。

また、Processingには標準ライブラリで描いたグラフィックをPDFファイルに出力する機能がサポートされるため、これを使ってポスターを作るレッスンをブレイクとして用意しました。

Chapter 3 Advanced Programming

■同じく田中が担当しました。「Continuous Mode」と呼ばれるJavaサブセット的な構造化プログラミングによって動きやマウス、キーボードなどの入力をふくむプログラミングについて学びます。フレーム描画、加速、減速、円運動、衝突判定、ばねの動き、引力といった動きのプログラミングの初歩について解説しています。

また、動きと反応のプログラミングとは別に「インタラクション」のセクションをもうけたのは個人的なこだわりですが、「つかんで動かす」「追いかける」「力をためる」「リモート・コントロール」という最も基本的な(と僕が考えた)インタラクションについて実例サンプルを収録しました。

また最後のレッスンにて標準のビデオライブラリを使ってカメラデバイスの映像を加工するプログラムの方法についても触れました。

Chapter 4 Processing Work

■前川さんが担当しています。前川さん自身が卒業制作でつくったソフトウェア作品「千篇書道」/インスタレーション「Particle Typography + Mail」について、どのような考えで作品を制作したか、その過程でどのようなプロトタイプをProcessingで試作したかをまとめています。

Chapter 5 Community

■前川さんが担当しています。Processingを開発しているコミュニティとその中心人物について解説しています。とくに「Processingの10人のヒーローたち」というセクションでは、Ben Fry, Casey Reas, Amit Pitaruらのプロフィールと代表作品を写真つきでまとめてあり、読み応えがあります。

Appendix

■日本語版のないProcessingを使う上で必要と思われる情報を最低限まとめました。エラー一覧や現時点での公開ライブラリ紹介、またWindows版では挫折する人も多いビデオライブラリの環境整備の方法などの情報を参照できるようにしてあります。

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